宮古島旅行の最大の楽しみといえば、透明度抜群の「宮古ブルー」の海で野生のウミガメと一緒に泳ぐことではないでしょうか。しかし、数あるマリンショップの中からどこを選べば確実に会えるのか、サービス内容は十分か、迷ってしまうことも多いはずです。
特に「マリンクラブ アクアベース(Aquabase)」は、宮古島で非常に知名度の高いショップですが、実は「ウミガメ専門のビーチツアー」と「八重干瀬(ヤビジ)ボートツアー」では、ウミガメとの遭遇率や集合場所が全く異なることをご存知でしょうか。
この記事では、アクアベースを利用してウミガメと泳ぐための最適なプラン選びと、事前に知っておかないと困る現地情報(トイレ・着替え事情など)を包み隠さず解説します。
| 特徴 | ウミガメフォトツアー | 八重干瀬ツアー |
|---|---|---|
| ウミガメ遭遇率 | 非常に高い(ほぼ確実) | 運次第(自然相手) |
| 主な目的 | ウミガメとの撮影 | サンゴ礁と絶景 |
| 開催場所 | わいわいビーチ(浅瀬) | 八重干瀬(沖合) |
| 船酔いの心配 | なし(ビーチエントリー) | あり(ボート移動) |
アクアベースの「ウミガメフォトツアー」が選ばれる5つの理由
宮古島には多くのシュノーケリングショップが存在しますが、その中でもアクアベースが選ばれ続けるには明確な理由があります。特に初心者や家族連れにとって、安心できるポイントが多数用意されています。
遭遇率99%?わいわいビーチでの高確率な出会い
アクアベースのウミガメツアーは、主に宮古島南岸の「わいわいビーチ」などで開催されます。このエリアはウミガメの摂食場所となっており、高い確率で野生のウミガメに遭遇できることで有名です。
ボートで行く八重干瀬とは異なり、ウミガメが定着している浅瀬のポイントをピンポイントで狙うため、「せっかく行ったのに会えなかった」というリスクを極限まで減らすことができます。「絶対にウミガメと写真を撮りたい」という強い希望がある場合は、迷わずこのビーチプランを選ぶべきです。
プロ仕様の水中写真データが無料でもらえる
このツアーの最大の魅力は、追加料金なしで高品質な水中写真データをもらえる点です。自分たちで水中カメラを用意したり、泳ぎながら撮影に必死になったりする必要はありません。
経験豊富なスタッフが、ウミガメと並んで泳ぐツーショットや、美しい海中風景を撮影してくれます。撮影データはツアー終了後に現地でスマートフォンに転送してもらえるため、すぐにSNSへ投稿したり家族に共有したりできるスピード感も好評です。
追加料金なしの明朗会計と充実のレンタル品
表示価格には、シュノーケルセット、ライフジャケット、ウェットスーツなどの器材レンタル代に加え、保険料や駐車場代まで全て含まれています。現地で「シャワー代が別」「ロッカー代が必要」といった細かい出費が発生しません。
特に冬場や肌寒い日にはウェットスーツが必須となりますが、これもサイズ別に完備されています。水着とタオル、着替えさえあれば手ぶらで参加できる手軽さは、荷物を増やしたくない旅行者にとって大きなメリットです。
6歳から60歳まで参加可能な安心のサポート体制
アクアベースのツアーは、泳ぎが苦手な人や小さな子供(6歳以上)でも安心して参加できる体制が整っています。ライフジャケットの着用はもちろん、スタッフが引く大きな浮き輪につかまって移動することも可能です。
顔を水につけるのが怖い子供には、箱メガネ(のぞきメガネ)の用意もあります。家族全員で同じ景色を共有し、ウミガメを見た感動を分かち合えるよう、スタッフが常に近くで見守ってくれるため、パパ・ママも安心して楽しめます。
1組に1台の水中カメラ無料レンタルがある
スタッフによる撮影とは別に、自分たちでも自由に撮影を楽しみたいグループのために、1組につき1台の水中デジタルカメラの無料レンタルがあります。動画撮影も可能で、自分たちだけの視点で思い出を残せます。
ただし、このレンタルカメラのデータを持ち帰るためには、SDカードを持参する必要があります。SDカードを忘れるとデータを持ち帰れない可能性があるため、事前の準備リストに必ず入れておきましょう。
ツアーの流れと絶対に注意すべき「現地設備」の話
予約をする前に、当日の具体的な動きと、公式ページでも小さくしか書かれていない「設備の注意点」を把握しておくことが重要です。ここを知らないと、当日現地で慌てることになります。
集合場所は店舗ではなく「現地ビーチ」直行
アクアベースの店舗(池間島方面)ではなく、ツアー開催場所である「わいわいビーチ」等の駐車場へ直接集合となります。レンタカーのナビ設定を間違えないよう、前日に送られてくる詳細メールを必ず確認してください。
空港から車で約20分、市街地からは約30分の距離です。遅刻すると他の参加者を待たせることになるだけでなく、最悪の場合は参加できなくなるため、余裕を持って出発しましょう。
【最重要】更衣室・シャワー・トイレがない場合の対策
ビーチ集合・解散のツアーにおいて最も注意すべき点は、集合場所に専用の更衣室やシャワー設備がない場合が多いことです。アクアベースの公式サイトにも「更衣室・お手洗い・シャワー設備はございません」との記載が見られます。
そのため、必ず服の下に水着を着用した状態で集合してください。ツアー終了後は、ペットボトルに入れた真水(体を流す用)や、大きめのバスタオル(着替え用ポンチョなど)を持参し、簡易的に海水を流して車内で着替えるか、そのままホテルへ直行するスタイルが基本となります。
所要時間90分のタイトなスケジュール
ツアー全体の所要時間は約90分とコンパクトです。集合してから受付、器材合わせ、レクチャーを経て、実際に海に入っている時間は40分〜50分程度となります。
短いように感じるかもしれませんが、シュノーケリングは意外と体力を消耗するため、初心者にはちょうど良い長さです。また、1日に5便(冬期は4便)開催されているため、フライトの到着時間や他の観光予定に合わせて柔軟にスケジュールを組むことができます。
「八重干瀬ツアー」でもウミガメには会えるのか?
アクアベースといえば、東洋一とも言われるサンゴ礁群「八重干瀬(ヤビジ)」へのボートツアーも大人気です。こちらでもウミガメは見られるのでしょうか?それぞれの特徴を比較して選びましょう。
八重干瀬は「運が良ければ」会えるレベル
八重干瀬は広大なサンゴ礁エリアであり、ウミガメの生息地でもありますが、広すぎるため遭遇率はビーチツアーほど高くありません。「会えたらラッキー」程度に考えておくのが無難です。
八重干瀬ツアーの主役は、あくまで色とりどりのサンゴ礁と熱帯魚の群れです。もし「絶対にウミガメと泳ぎたい」のが最優先事項であれば、八重干瀬ツアーではなく、前述のビーチフォトツアーを選ぶことを強くおすすめします。
ボートツアーなら店舗設備(シャワー等)が使える
八重干瀬ツアーの大きなメリットは、アクアベースの店舗(港)発着であるため、ツアー終了後に店舗の温水シャワー、更衣室、パウダールーム(女性用)が利用できる点です。
海上がりにしっかりと身支度を整えてから次の観光スポットへ行きたい場合は、八重干瀬ツアーの方が快適性は高いと言えます。ビーチツアーの「設備なし」がどうしても不安な方は、こちらを検討するのも一つの手です。
両方楽しみたい場合のスケジュール術
「八重干瀬の絶景も見たいし、ウミガメとも確実に泳ぎたい」という欲張りな方は、滞在中に両方のツアーを別々に予約するのが正解です。例えば、初日の午後にビーチでウミガメツアー、2日目の午前に八重干瀬ツアーといった組み合わせです。
アクアベースでは複数のプランを提供しているため、問い合わせ時に相談してみると良いでしょう。海況によっては八重干瀬に行けない場合もあるため、ビーチツアーでウミガメを確保しておくのは「保険」としても有効です。
ウミガメとの遭遇率を100%に近づけるためのコツ
ガイドがウミガメを見つけてくれますが、参加者自身の行動や準備によって、より近くで長く泳げるかどうかが決まります。ウミガメに嫌われないためのマナーとコツを押さえておきましょう。
絶対に触らない・追いかけない
ウミガメは野生動物であり、人間が触ろうとしたり、急激に近づいたりすると驚いて逃げてしまいます。一度逃げたウミガメは深場へ潜ってしまい、二度と戻ってきません。
基本は「横か後ろから、ゆっくりと並走する」ことです。ウミガメの進路を塞ぐように前に回り込むのは厳禁です。ガイドの指示に従い、一定の距離を保って観察することで、ウミガメも安心して息継ぎのために水面へ上がってきてくれます。その瞬間こそが、最高のシャッターチャンスです。
参加するなら「満潮」前後が狙い目?
一般的に、ウミガメは満潮の時間帯に浅瀬へ食事(海藻を食べに)に来ると言われています。干潮時は水深が浅くなりすぎて泳ぎにくかったり、ウミガメが沖へ出てしまったりすることがあります。
ただし、アクアベースのツアーは潮位を考慮して開催されていますが、もし時間帯を選べるなら、満潮時刻に近い便をリクエストするのも一つの手です。予約時に「ウミガメが見やすい時間帯はありますか?」と相談してみることをおすすめします。
酔い止め薬は必須アイテム
ビーチエントリーとはいえ、波に揺られながら海面を漂ってウミガメを探すため、想像以上に波酔いする人が多いです。特にファインダーやスマホ画面を見続けると、一気に気分が悪くなります。
せっかくウミガメに会えても、気持ち悪くてそれどころではなかった、となっては悲劇です。船に乗らないビーチツアーであっても、普段酔わない人を含め、参加の30分前には必ず酔い止め薬を服用しておきましょう。
アクアベースの口コミから見るリアルな評判
公式サイトには良いことしか書かれていませんが、実際の利用者はどう感じているのでしょうか。Web上の口コミや評判から見えてくる、アクアベースの「強み」と「注意点」を分析します。
スタッフの対応と写真のクオリティが高評価
多くの口コミで共通しているのが、「スタッフが親切で明るい」「写真が驚くほど綺麗だった」という点です。特に、泳ぎが苦手な人へのサポートが手厚く、恐怖心を取り除いてくれたという感謝の声が目立ちます。
また、無料提供される写真データの枚数や画質に関しても満足度が高く、プロ並みの構図で撮ってもらえるため、自分たちでは撮れないような「映える」写真が手に入ると評判です。
「集合場所の設備」に関する戸惑いの声
一方で、マイナスの口コミとして散見されるのが、やはり「現地にトイレやシャワーがなかった」という点です。事前に知らされてはいても、実際に海から上がってベタベタの状態で着替えることに不便を感じる人はいます。
これはアクアベースに限らず、宮古島のビーチエントリーツアー全般の宿命でもあります。この不便さを許容できるか、あるいはレンタカーの中に水タンクを用意するなどの準備ができるかが、満足度を分ける鍵となります。
天候による中止や変更への理解が必要
自然相手のアクティビティであるため、台風や強風の影響でツアーが中止、またはポイント変更になることがあります。「晴れているのに波が高くて中止になった」というケースもありますが、これは安全管理が徹底されている証拠でもあります。
中止の連絡は直前になることもありますが、こればかりはショップの責任ではありません。旅行日程には予備日を設け、もしもの時はリスケジュールできる余裕を持っておくことが大切です。
まとめ:アクアベースで最高のウミガメ体験をするために
宮古島のアクアベースは、特に「ウミガメとのツーショット写真」を確実に残したい人にとって、非常に信頼できるショップです。八重干瀬ツアーも有名ですが、ウミガメに特化するならビーチフォトツアーが最適解です。
最後に、アクアベースのウミガメツアーを120%楽しむためのネクストアクションを整理します。
- 目的の明確化: 「確実にウミガメ」ならビーチツアー、「サンゴ礁の絶景」なら八重干瀬ツアーを予約する。
- 事前準備: 水着は服の下に着て行き、終了後の着替え用タオルと真水(ペットボトル等)を必ず持参する。
- 体調管理: ビーチエントリーでも油断せず、必ず「酔い止め」を飲んでから参加する。
- SDカード: 無料レンタルのカメラで動画も撮りたい場合は、SDカードを忘れずに購入しておく。
準備さえ万全なら、宮古島の海でウミガメと泳ぐ体験は一生の宝物になります。人気店のため、旅行の日程が決まったら早めにWebから予約を済ませておきましょう。

